安芸菖渓(読み)あき しょうけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安芸菖渓」の解説

安芸菖渓 あき-しょうけい

1848-1900 幕末-明治時代の俳人
嘉永(かえい)元年生まれ。安芸荷青(かせい)の孫。安芸田面(たのも)の甥(おい)。江戸で昌平黌(しょうへいこう)にまなび,月廼本厳山の門で俳句をまなぶ。のち諸国を吟遊し,松島への旅で句集松毬(ちちり)籠」をあんだ。明治33年3月21日死去。53歳。阿波(あわ)(徳島県)出身。字(あざな)は恭定。通称は喜平。著作はほかに「俳諧(はいかい)袖筒」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android