デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安藤亀子」の解説 安藤亀子 あんどう-かめこ 1630-1668 江戸時代前期の歌人。寛永7年生まれ。安藤朴翁(ぼくおう)の妻。安藤抱琴(ほうきん)・年山の母。父山田道夢に和歌をまなぶ。しばしば御所の歌会にまねかれ,後水尾(ごみずのお)天皇,明正(めいしょう)天皇から今式部とよばれた。その遺詠は抱琴によって編集され,中院通茂(なかのいん-みちしげ)が「今式部家集」と題した。寛文8年1月11日死去。39歳。丹波桑田郡(京都府)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例