精選版 日本国語大辞典 「安達原」の意味・読み・例文・類語
あだち‐が‐はら【安達原】
[二] 謡曲。五番目物。各流。作者未詳。安達原で女に一夜の宿を借りた山伏一行は、その女の正体が鬼女で、ここが有名な黒塚であることを知って逃げ出し、追いかけてくる鬼女を祈り伏せる。観世流以外では「黒塚」という。
[三] ⇒おうしゅうあだちがはら(奥州安達原)(一)(二)
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