宍戸左馬之介(読み)ししど さまのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宍戸左馬之介」の解説

宍戸左馬之介 ししど-さまのすけ

1804-1864 江戸時代後期の武士
文化元年8月13日生まれ。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。大坂藩邸の留守居役となる。禁門の変に際し,京都で攘夷(じょうい)派の藩士の説得鎮撫(ちんぶ)にあたるが失敗。敗北後,大坂藩邸を幕府にひきわたして帰藩元治(げんじ)元年11月12日恭順派にきられた。61歳。本姓は林。名は真澂。号は橘廂(きっしょう)。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宍戸左馬之介」の意味・わかりやすい解説

宍戸左馬之介
ししどさまのすけ

[生]文化1(1804)
[没]文久4(1864).11.12. 長門,野山獄
幕末の長州藩勤王家。号,橘廂。文久3 (1863) 年,禁門の変で挙兵した藩兵を鎮撫する使命を果しえず斬罪に処せられた。 (→長州征伐 )

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367日誕生日大事典 「宍戸左馬之介」の解説

宍戸左馬之介 (ししどさまのすけ)

生年月日:1804年8月13日
江戸時代末期の長州(萩)藩の藩士
1864年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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