宍道政一郎(読み)しんじ まさいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宍道政一郎」の解説

宍道政一郎 しんじ-まさいちろう

1876-1938 明治-昭和時代前期の実業家
明治9年11月16日生まれ。郷里島根県で小学校訓導などをつとめたのち,東京高等工業(東京工業大の前身)で紡織をまなぶ。大阪織物に技師長としてつとめ,一時イギリスに留学しビロード製造法を研究。大正8年退職,帰郷して出雲(いずも)製織設立,繊維工業発展につくした。昭和13年5月2日死去。63歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android