日本歴史地名大系 「宗善寺」の解説 宗善寺そうぜんじ 富山県:西礪波郡福光町才川七村宗善寺[現在地名]福光町才川七医王山と号し、真宗大谷派。本尊は阿弥陀如来。古くは真言宗寺院で、医王山四八ヵ寺本坊の開往(かいおう)寺と称したと伝える。開基宗善は文明七年(一四七五)に蓮如の弟子となって一向宗に改宗、法名を賜り、翌八年に一宇を創建したという(寺院明細帳)。貞享二年寺社由緒書上には、富山永福(えいふく)寺末寺で開基は蓮如の孫の式部卿、文明八年の建立とし、同年蓮如寿像を与えられたとする。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by