官幣(読み)カンペイ

精選版 日本国語大辞典 「官幣」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぺいクヮン‥【官幣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かんべい」とも )
  2. 神祇官(じんぎかん)から、祈年祭(としごいのまつり・きねんさい)、月次祭(つきなみのまつり)新嘗祭(にいなめさい・しんじょうさい)などに、格式の高い一定の神社に捧げた幣帛(へいはく)。〔延喜式(927)〕
  3. 明治以後、宮内省から例祭、祈年祭、新嘗祭に官幣社に捧げた幣帛。戦後廃止。〔改正増補和英語林集成(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む