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官打ち かんうち

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世界大百科事典 第2版の解説

かんうち【官打ち】

官職の等級が分不相応に高くなりすぎて負担が増し,かえって不幸な目にあうことをいう。《承久記》には,後鳥羽上皇が討幕を決意した確実な証拠として,源実朝が希望する以上に彼の官位を昇進させ,〈官打〉にしようとしたこと,ほかがあげられている。確かに,1218年(建保6)に入ってから実朝の昇進は尋常でなく,正月に権大納言に昇ったのを皮切りに,左大将,内大臣を経て,暮れには右大臣に至った。実朝が暗殺されたのは翌年正月であり,あまりの符合に,《承久記》の説を承久の乱後の付会とする見方もあるが速断できない。

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