宙乗(読み)ちゅうのり

精選版 日本国語大辞典 「宙乗」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐のりチウ‥【宙乗】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎で、役者の体を空中に釣り上げる演出、またはその仕掛け。妖怪怨霊などを演ずる者の背中金具をとりつけ、針金滑車を用いて舞台上部で操作し、空中を移動させる。宙づり。宙引き。
    1. [初出の実例]「ちうのりなどにふみまたぎとびめぐり」(出典:評判記・野良三座詫(1684)玉沢吉三郎)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む