定家文庫(読み)テイカブンコ

デジタル大辞泉 「定家文庫」の意味・読み・例文・類語

ていか‐ぶんこ【定家文庫】

江戸時代女性が携帯した一種文箱厚紙で作った長方形の箱の表面布帛ふはくを張り、口に飾りひもをつけたもの。定家袋

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「定家文庫」の意味・読み・例文・類語

ていか‐ぶんこ【定家文庫】

  1. 〘 名詞 〙ていかぶくろ(定家袋)
    1. [初出の実例]「腰元四人、定家文庫(テイカブンコ)、莨盆二つ、その跡より岩藤、衣裳襠取にて、日傘をさし」(出典歌舞伎隅田川花御所染(1814)三立)

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