定星(読み)テイセイ

精選版 日本国語大辞典 「定星」の意味・読み・例文・類語

てい‐せい【定星】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 恒星(こうせい)のこと。
    2. ( [ 二 ]が陰暦一〇月、黄昏時南方正中に見えるところから ) 陰暦一〇月の時候をいう。
      1. [初出の実例]「刻十月定星之期、廻万代不朽之計」(出典本朝文粋(1060頃)一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉)
  2. [ 2 ] 二十八宿の一つである室(しつ)のこと。室星。〔詩経疏‐鄘風・定之方中〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「定星」の読み・字形・画数・意味

【定星】ていせい

営室をつかさどる星。

字通「定」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む