宝松庵一玉(読み)ほうしょうあん いちぎょく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宝松庵一玉」の解説

宝松庵一玉(初代) ほうしょうあん-いちぎょく

1824-1871 江戸時代後期の華道家。
文政7年生まれ。遠州流家元。文政のころ初代里松庵一寿(りしょうあん-いちじゅ)に入門。江戸小石川同心町にすみ,一派をなした。明治4年9月14日死去。48歳。姓は土屋通称は清二郎。

宝松庵一玉(2代) ほうしょうあん-いちぎょく

1823-1883 江戸後期-明治時代の華道家。
文政6年生まれ。幕臣。初代に遠州流をまなび,宝霞庵一也を名のる。師の没後,2代をついだ。明治16年11月10日死去。61歳。姓は飯田。名は有承。通称は銈之助。

宝松庵一玉(3代) ほうしょうあん-いちぎょく

?-? 明治-大正時代の華道家。
2代の子。遠州流。はじめ2代宝霞庵一也を名のり,父の没後3代をついだ。本名は飯田栄太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例