宝鈔(読み)ほうしょう

精選版 日本国語大辞典 「宝鈔」の意味・読み・例文・類語

ほう‐しょう‥セウ【宝鈔】

  1. 〘 名詞 〙 紙幣美称
    1. [初出の実例]「まづ宝鈔を造られ、新銀共に換られ」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)下)

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旺文社世界史事典 三訂版 「宝鈔」の解説

宝鈔
ほうしょう

明代に発行された紙幣
洪武帝の1375年に大明通行宝鈔を発行。金銀使用を禁じて宝鈔の流通をはかったが,乱発をかさねてしだいに停滞した。代わって銀と銅銭の流通が盛んになり,清でも発行されたが,長続きしなかった。

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改訂新版 世界大百科事典 「宝鈔」の意味・わかりやすい解説

宝鈔 (ほうしょう)
Bǎo chāo

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普及版 字通 「宝鈔」の読み・字形・画数・意味

【宝鈔】ほうしよう

紙幣。

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世界大百科事典(旧版)内の宝鈔の言及

【交子】より

…この交子は1107年(大観1)に銭引と改称される。なお,中国の紙幣は交鈔のほか元・明・清に流通した宝鈔が知られる。会子交鈔【草野 靖】。…

【交鈔】より

…中国,金・元・明の各王朝で発行,使用された紙幣。明では宝鈔という。鈔は書券,交はつき合わせて真偽を確かめるという意味。…

【明】より

… 流通経済の発展には,これにともなう通貨量の増加が必要であるが,明代にはそれは主として銀流通の拡大として現れた。明朝の正式通貨は最初銅銭だけであり,1375年(洪武8)には宝鈔とよばれる紙幣も発行したが,どういうものか初めから兌換準備なしに発行され,しかも回収のルートを作らないたれ流しであった。一方において宋代以来銀の使用があり,宝鈔の発行に際してはその使用を禁止したが,一片の法令で経済の原則を曲げることはできず,宝鈔の流通価格はたちまち下落し,永楽年間にはいくつかの対策がとられたが,結局鈔価下落の趨勢を止めることはできず,中期には宝鈔は有名無実の存在となった。…

※「宝鈔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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