デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「実全」の解説 実全 じつぜん 1140/41-1221 平安後期-鎌倉時代の僧。保延(ほうえん)6/永治(えいじ)元年生まれ。徳大寺公能(きんよし)の子。天台宗。比叡(ひえい)山の昌雲にまなび,恵淵より灌頂(かんじょう)をうける。宝幢院(ほうどういん)検校(けんぎょう),日吉社別当,妙法院門跡(もんぜき)をつとめ,建仁(けんにん)2年(1202)天台座主(ざす)となった。承久(じょうきゅう)3年5月10日死去。81/82歳。通称は綾小路座主。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例