実収入(読み)じっしゅうにゅう

精選版 日本国語大辞典 「実収入」の意味・読み・例文・類語

じっ‐しゅうにゅう‥シウニフ【実収入】

  1. 〘 名詞 〙じっしゅう(実収)
    1. [初出の実例]「これは彼女達の一ヶ年の実収入の×分の一に当るので」(出典:天国の記録(1930)〈下村千秋〉三)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「実収入」の意味・わかりやすい解説

実収入
じっしゅうにゅう

財産高を増加させる結果となる収入。主として家計について使用される。給料事業純益,受取り家賃地代,受取り利子,そのほか財産所得社会保障給付,受贈金などがこれである。ときには現物収入を含めることもある。

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知恵蔵 「実収入」の解説

実収入

実収入とは、いわゆる税込み収入で財産を増やす収入。実支出は純財産高を減少させる支出のことで、消費支出非消費支出に分類される。収入や支出の実質的な伸びを見るためには、名目金額のみでなく、消費者物価の変動分を取り除いた実質増減率で見る必要がある。

(上村協子 東京家政学院大学教授 / 2007年)

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