客中(読み)かくちゅう

精選版 日本国語大辞典 「客中」の意味・読み・例文・類語

かく‐ちゅう【客中】

  1. 〘 名詞 〙 旅人として他の土地にいる間。旅行中。きゃくちゅう。
    1. [初出の実例]「和藤進士客中遇雪見一レ寄、次韻」(出典田氏家集(892頃)中)
    2. 「余が義先考東都の客中(カクチウ)にて病死あり」(出典:授業編(1783)序説)
    3. [その他の文献]〔李白‐酔後贈従甥高鎮詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「客中」の読み・字形・画数・意味

【客中】きやくちゆう

旅行中。唐・孟浩然〔早(つと)に寒江上に懐有り〕詩 、客中に盡き 天際に看る

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