室崎琴月(読み)ムロサキ キンゲツ

20世紀日本人名事典 「室崎琴月」の解説

室崎 琴月
ムロサキ キンゲツ

大正・昭和期の作曲家,音楽教育家



生年
明治24(1891)年2月20日

没年
昭和52(1977)年3月21日

出生地
富山県高岡市木舟町

本名
室崎 清太郎

学歴〔年〕
東京音楽学校(現・東京芸術大学音楽学部)ピアノ科

主な受賞名〔年〕
富山県文化賞

経歴
綿糸商の二男として生まれる。貫名美名彦に師事童謡歌曲の作曲で知られ、戦後は中央音楽学校校長を務めた。“ぎんぎんぎらぎら”で有名な童謡「夕日」の作曲者で、晩年は童謡愛好会・ぎんぎら会を主宰した。他の作品に「落葉」「千代紙」などがあり、校歌や仏教歌も多数手掛けた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「室崎琴月」の解説

室崎琴月 むろさき-きんげつ

1891-1977 大正-昭和時代の作曲家,教育家。
明治24年2月20日生まれ。東京音楽学校(現東京芸大)を卒業し,東京で中央音楽学校を設立。昭和20年郷里富山県高岡市にもどり中央音楽学校分教場を開設した。昭和52年3月21日死去。86歳。本名は清太郎。代表作に童謡「夕日」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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