室生朝子(読み)むろう あさこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「室生朝子」の解説

室生朝子 むろう-あさこ

1923-2002 昭和後期-平成時代の随筆家
大正12年8月27日生まれ。室生犀星(さいせい)の長女。父との思い出を「あやめ随筆」につづり,以後も父に関する作品をかきつぐ。犀星「杏っ子」の主人公として知られ,昭和37年には父についての小説「赤とんぼ記」をかいた。軽井沢高原文庫理事。平成14年6月19日死去。78歳。東京出身。聖心女学院専門部中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android