デジタル大辞泉 「杏っ子」の意味・読み・例文・類語 あんずっこ【杏っ子】 室生犀星による長編の私小説。昭和31年(1956)から昭和32年(1957)にかけて「東京新聞」に連載。成瀬巳喜男により映画化されている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「杏っ子」の解説 杏っ子 ①室生犀星の小説。1957年刊行。第9回読売文学賞(小説賞)受賞。②1958年公開の日本映画。①を原作とする。監督・脚色:成瀬巳喜男、共同脚色:田中澄江、撮影:玉井正夫。出演:山村聡、夏川静江、香川京子、太刀川洋一、木村功、中北千枝子、三井美奈ほか。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の杏っ子の言及 【室生犀星】より …生母への思慕と義母への愛憎から発して,犀星は女性を深く愛する作家となったと言える。みずからの生い立ちから娘への愛情までを書いた《杏っ子(あんずつこ)》(1957)はその意味で代表作である。【鳥居 邦朗】。… ※「杏っ子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by