宮彫(読み)ミヤボリ

デジタル大辞泉 「宮彫」の意味・読み・例文・類語

みや‐ぼり【宮彫(り)】

神社仏閣宮殿などの欄間らんまや柱などに施した彫刻。「宮彫り師」

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「宮彫」の意味・読み・例文・類語

みや‐ぼり【宮彫】

  1. 〘 名詞 〙 社寺、宮殿などの装飾として欄間羽目、妻飾りなどに施す彫刻。

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百科事典マイペディア 「宮彫」の意味・わかりやすい解説

宮彫【みやぼり】

神社仏閣,宮殿の扉(とびら),欄間等建築に伴う装飾のための彫刻。建築の一部として遠望的効果をもたせるところに特色がある。桃山〜江戸時代に装飾彫刻を専門とする大工が出て宮彫師といわれた。
→関連項目石川光明柴田是真左甚五郎

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