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宮野尹賢 みやの これかた

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

宮野尹賢 みやの-これかた

1682-1758 江戸時代中期の儒者。
天和(てんな)2年生まれ。出羽(でわ)秋田郡綴子(つづれこ)村の豪農。京都で伊藤東涯に古義学をまなび,帰郷して秋田・山本両郡の好学者におしえた。「神道常世草」などの著作が綴子神社の内館(うちだて)文庫にのこされている。宝暦8年3月29日死去。77歳。通称は伊兵衛。号は時敏斎など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

宮野尹賢

没年:宝暦8.2.29(1758.4.7)
生年:天和2(1682)
江戸中期の儒学者,神道家。名は「いんけん」とも読む。秋田藩領の出羽国秋田郡綴子村(秋田県鷹巣町)出身。生家は新田の大開発を行った豪農。宝永4(1707)年京都に遊学して,玉木葦斎垂加神道系の橘家神道を学び,正徳5(1715)年伊藤東涯に入門して古義学を学ぶ。同年秋ごろ帰郷。秋田領北部の好学の人々に大きな影響を与えた。ただし儒学の分野では古義学でなく朱子学に依存しており,それも日本人の注解によらず,中国人の注解を和刻本を中心に広く学んでいる。現存する著作は『神道常世草』『中庸章句助講』など。

(三宅正彦)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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