容光(読み)ようこう

精選版 日本国語大辞典 「容光」の意味・読み・例文・類語

よう‐こう‥クヮウ【容光】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すきまからさす光。
    1. [初出の実例]「寸の容光(〈注〉スキマ)を索めて覗はんと要す」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)三)
    2. [その他の文献]〔孟子‐尽心・上〕
  3. おもかげ容姿。また、立派な容貌
    1. [初出の実例]「容光正襟、推赤心於微隠」(出典菅家文草(900頃)七・未旦求衣賦)
    2. [その他の文献]〔徐幹‐室思詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「容光」の読み・字形・画数・意味

【容光】ようこう(くわう)

光の入るすきま。また、容色。唐・劉希夷〔公子行〕詩 古來、容光、人の羨む 况(いは)んや復(ま)た今日、遙かに相ひ見るをや

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