寄付き(読み)ヨリツキ

デジタル大辞泉 「寄付き」の意味・読み・例文・類語

より‐つき【寄(り)付き】

よりつくこと。そば近くへ寄ること。
「兎に角に―を好くするこそ緊要なれ」〈福沢学問のすゝめ
入ってすぐの部屋
庭園などに設けられた簡単な休み場所。
茶の湯で、待ち合い3異称
取引所で、立会が開始して最初に行われる売買。特に、午前の立会の最初の売買をいう。⇔大引け。→寄り付き値段後場ごば寄り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 学問 値段

世界大百科事典(旧版)内の寄付きの言及

【取引所】より

…買った株を値上がり後さっさと売ってしまうこともいう。 上放れ寄付きの値段が前日の終値よりとび抜けて高くなったとき〈上放れ〉といい,反対に大幅に安く始まったとき〈下放れ〉という。これは相場が保(も)ち合って,それを上か下かへ放れるときに起こる場合が多い。…

※「寄付き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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