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富の理論の数学的原理に関する研究 とみのりろんのすうがくてきげんりにかんするけんきゅうRecherches sur les principes mathématiques de la théorie des richesses

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

富の理論の数学的原理に関する研究
とみのりろんのすうがくてきげんりにかんするけんきゅう
Recherches sur les principes mathématiques de la théorie des richesses

フランスの経済学者 A.A.クールノの主著で,経済学に数学を本格的に導入した著作の一つ。 L.ワルラスに大きな影響を与えたとされる。 1938年刊。生産者を所与の費用関数に基づいて利潤を最大にするように産出量を決定する経済主体として定式化した。右下がり需要法則を所与として独占における価格と需給の決定から出発し,複占,寡占および完全競争の場合の価格と需給の決定を明らかにしている。特に複占の場合の均衡概念はクールノナッシュ均衡としてゲームの理論枠組みで重要な役割を果している。

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