ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「富尾似船」の意味・わかりやすい解説
富尾似船
とみおじせん
[没]宝永2(1705).7.16. 京都
江戸時代前期の俳人。通称,弥一郎。名,重隆。別号,芦月庵,柳葉軒,似空軒 (2世) 。荻田安静の門弟。貞門から談林に転じ,雑俳点者としても活躍。編著『芦花集』 (1665) ,『隠蓑隠笠』 (77) ,『石山寺入相鐘』 (76) ,『安楽音』 (81) ,『苗代水』 (89) ,『堀河之水』 (94) など。
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