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富尾似船 とみお じせん

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美術人名辞典の解説

富尾似船

徳川中期の俳人、通称弥一郎、号は芦月庵、似空軒二世、俳諧を荻野安靜に学ぶ、堀江林鴻福田鞭石ら有力な門人が多い、著書に『石山寺入相鐘』『瀬田長橋』等がある。宝永2年(1705)歿、77才。

出典|(株)思文閣
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

富尾似船 とみお-じせん

1629-1705 江戸時代前期の俳人。
寛永6年生まれ。京都の人。貞門の荻田(野)安静(あんせい)にまなぶが,のち談林俳諧(はいかい)に転じ,元禄(げんろく)期の京都俳壇で活躍。門人に堀江林鴻(りんこう),福田鞭石(べんせき)らがいる。宝永2年7月16日死去。77歳。名は重隆。通称は弥一郎。別号に蘆月庵,柳葉軒,似空軒(2代)。編著に「安楽音(あんらくのこえ)」「苗代水(なわしろみず)」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

富尾似船

没年:宝永2.7.17(1705.9.4)
生年:寛永6(1629)
江戸前期の俳人。京都の人。貞門の荻田安静の門人だが,延宝年間(1673~81)に西山宗因の談林俳諧が流行し始めると談林俳諧に転じ,最先端を行く作風を示した。延宝9(1681)年に刊行した『安楽音』は漢詩文調の先駆けをなした選集として知られるが,みずからも「屏風峙テリ是レ雛の世界桃ノ林」のような奇矯な句を作り,一時期最も先鋭的な俳人として活躍した。談林俳諧の衰退とともに俳風も変化したが,衒学的な傾向は一貫して変わらなかった。<参考文献>雲英末雄『元禄京都俳壇研究』

(田中善信)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

富尾似船
とみおじせん

[生]寛永6(1629).京都
[没]宝永2(1705).7.16. 京都
江戸時代前期の俳人。通称,弥一郎。名,重隆。別号,芦月庵,柳葉軒,似空軒 (2世) 。荻田安静の門弟。貞門から談林に転じ,雑俳点者としても活躍。編著『芦花集』 (1665) ,『隠蓑隠笠』 (77) ,『石山寺入相鐘』 (76) ,『安楽音』 (81) ,『苗代水』 (89) ,『堀河之水』 (94) など。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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