富田氏紹(読み)とみた うじつぐ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富田氏紹」の解説

富田氏紹 とみた-うじつぐ

1626-1705 江戸時代前期の武士
寛永3年生まれ。陸奥(むつ)仙台藩士。万治(まんじ)3年亀千代(4代藩主伊達綱村(つなむら))の守り役にえらばれ,江戸でその養育にあたる。伊達騒動のなかで幼主をまもりぬき,延宝3年綱村にしたがい帰郷,のち奉行(家老)となった。宝永2年9月23日死去。80歳。通称は源七郎,二左衛門,壱岐(いき)。号は安軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android