富田良穂(読み)トミタ ヨシホ

20世紀日本人名事典 「富田良穂」の解説

富田 良穂
トミタ ヨシホ

明治・大正期の歌人,神官 愛知県議。



生年
嘉永1年4月7日(1848年)

没年
大正14(1925)年2月5日

出生地
三河国豊橋(愛知県)

本名
富田 有恒

経歴
弥彦神社神職となり、愛知県議、豊橋町議を務める。一方、明治3年平田銕胤国学を学び、和歌をよくし、歌学雑誌「さとひかり」を主宰した。詠歌は「秋草集」「千草の花」「さみだれ集」「三河歌集」などに収載される。著書に「歌格類聚」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富田良穂」の解説

富田良穂 とみた-よしほ

1848-1925 明治-大正時代の歌人。
嘉永(かえい)元年4月7日生まれ。もと三河(愛知県)吉田藩士。弥彦神社の神職。愛知県会議員,豊橋町会議員をつとめる。平田銕胤(かねたね)に国学をまなび,歌学雑誌「さとのひかり」を主宰した。大正14年2月5日死去。78歳。名は有恒。通称は鉄吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android