寒門(読み)かんもん

精選版 日本国語大辞典 「寒門」の意味・読み・例文・類語

かん‐もん【寒門】

  1. 〘 名詞 〙 貧しい家、家柄。低い家柄、一族
    1. [初出の実例]「酔中歓楽雖云識、未忘寒門無斗儲」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)七・山家秋意〈中原広俊〉)
    2. [その他の文献]〔晉書‐劉毅伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寒門」の読み・字形・画数・意味

【寒門】かんもん

貧賤の家。〔晋書、劉毅伝〕上品に門無く、下品に勢族無し。時に曁(およ)んで之れるは、皆曲(つぶ)さに故り。

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