寓直(読み)ぐうちょく

精選版 日本国語大辞典 「寓直」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐ちょく【寓直】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「寓」は宿る意 ) 泊まり番をすること。宿直当番
    1. [初出の実例]「潘郎寓直、雖愁悩之心、陶令閑居、難凋落之思」(出典本朝文粋(1060頃)一一・惜残菊詩序〈紀長谷雄〉)
    2. [その他の文献]〔潘岳‐秋興賦序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寓直」の読み・字形・画数・意味

【寓直】ぐうちよく

とまり番。宿直。晋・潘岳秋興の賦の序〕晉の十四年、余(われ)春秋三十二にして、始めて二毛を見る。太尉掾將を以て、散騎の省に寓直す。

字通「寓」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android