デジタル大辞泉 「寛宥」の意味・読み・例文・類語 かん‐ゆう〔クワンイウ〕【寛×宥】 寛大な気持ちで罪過を許すこと。「かの卿きゃうを―せらるべきなり」〈平家・一〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「寛宥」の意味・読み・例文・類語 かん‐ゆうクヮンイウ【寛宥】 〘 名詞 〙 寛大な心をもって相手の罪やあやまちをゆるすこと。寛恕(かんじょ)。宥恕(ゆうじょ)。かんにゅう。[初出の実例]「但郡司准二諸国貢調綱領一。決二杖八十一。不二曾寛宥一」(出典:類聚三代格‐八・承和一四年(847)一〇月一四日)「三種の神器を返し入れ奉らんにおいては、彼の卿を寛宥せらるべき也」(出典:平家物語(13C前)一〇)[その他の文献]〔馬融‐請赦参梁上書〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「寛宥」の読み・字形・画数・意味 【寛宥】かんゆう(くわんいう) 寛容。ゆるす。〔後漢書、王梁伝〕渠を開くことを議し、~(つひ)に功無し。宥をると雖も、ほを執る。字通「寛」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報