罪過(読み)ざいか

精選版 日本国語大辞典「罪過」の解説

ざい‐か ‥クヮ【罪過】

〘名〙
① 罪とあやまち。罪。あやまち。
※兵範記‐仁安三年(1168)四月一五日「勘気不重歟、是非罪過之故也」
曾我物語(南北朝頃)一〇「かやうのざいくゎは其源を正されけるをや」 〔周礼‐秋官〕
② (━する) 罰すること。また、その処罰。
将門記(940頃か)「犯す所、軽きに准へて、罪過重からず」

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普及版 字通「罪過」の解説

【罪過】ざいか(くわ)

つみ。あやまち。〔周礼、秋官、大寇〕の罪りて、未だ(法)に(つ)かざるも、州里あるは、桎梏(しつこく)(かせ)して(こ)れを嘉石に坐せしめ、れを司に役(えき)せしむ。

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世界大百科事典内の罪過の言及

【犯罪】より

…したがって犯罪は,ある行為を犯罪と定める権威の性質,種類のいかんによっていくつかの類型に分けられる。社会とくに共同体の公共性を犯すものは社会的犯罪,特定の社会的役割に対する期待を犯すものが道義的犯罪,良心や倫理を犯すものが道徳的犯罪などと一応区別されるが,いずれも一括して罪悪・罪過などともよばれるように,明確な区別をつけにくいことが多い。これらに対し,神をはじめとし,祖先を神格化した祖霊や超自然的力ないしそれに基づく精霊などの神霊の権威を犯す宗教的犯罪は,しばしば罪障,罪業,冒瀆(ぼうとく)などとよばれて前者と区別される。…

※「罪過」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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