察哈爾(読み)チャハル

精選版 日本国語大辞典 「察哈爾」の意味・読み・例文・類語

チャハル【察哈爾】

  1. 〘 名詞 〙 ( Chakhar ) 中国、明代の蒙古の部名、また清代の地方行政単位。一五世紀にダヤンカン達延汗)が内蒙古を統一して左右両翼六万戸を編成のとき、長子に左翼の一戸として与え世襲統治させたもの。カンの死後右翼に圧迫されて興安嶺の東に移動、一六三五年清に滅ぼされたが、以後自治領として存続。のちに清の直轄領編入

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む