察哈爾(読み)チャハル

精選版 日本国語大辞典 「察哈爾」の意味・読み・例文・類語

チャハル【察哈爾】

  1. 〘 名詞 〙 ( Chakhar ) 中国、明代の蒙古の部名、また清代の地方行政単位。一五世紀にダヤンカン達延汗)が内蒙古を統一して左右両翼六万戸を編成のとき、長子に左翼の一戸として与え世襲統治させたもの。カンの死後右翼に圧迫されて興安嶺の東に移動、一六三五年清に滅ぼされたが、以後自治領として存続。のちに清の直轄領編入

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む