寰宇(読み)かんう

精選版 日本国語大辞典 「寰宇」の意味・読み・例文・類語

かん‐うクヮン‥【寰宇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「寰」は天下、「宇」は天地四方の意 ) 天地四方の内のひろびろとした世界。天下。宇内(うだい)
    1. [初出の実例]「詔曰、朕聞、古先哲王、君臨寰宇」(出典:続日本紀‐神亀二年(725)九月壬寅)
    2. [その他の文献]〔南史‐梁簡文帝紀論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「寰宇」の読み・字形・画数・意味

【寰宇】かん(くわん)う

天下。唐・駱賓王帝京〕詩 劍履、南宮に入り 纓(しんえい)、北闕より來(きた)る 聲名、寰宇に冠(第一)たり 物、昭回日光)に象る

字通「寰」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android