寺戸鳥掛遺跡(読み)てらどとりがけいせき

日本歴史地名大系 「寺戸鳥掛遺跡」の解説

寺戸鳥掛遺跡
てらどとりがけいせき

[現在地名]広陵町大字寺戸

馬見うまみ丘陵から北東に派生する小尾根の先端に立地する遺跡。平成五年(一九九三)給油所建設の事前調査で判明した。遺跡は古墳と平安時代までの遺構が中心である。とくに古墳は削平されているが、濠の痕跡から径一五メートルの円墳前方後円墳の後円部と考えられている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android