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寺鐘(読み)テラガネ

デジタル大辞泉 「寺鐘」の意味・読み・例文・類語

てら‐がね【寺鐘】

歌舞伎下座音楽の一。本釣鐘ほんつりがねまたは銅鑼どらの縁をばち間隔をせばめながら打つもの。寺院愁嘆場幕切れなどに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「寺鐘」の意味・読み・例文・類語

てら‐がね【寺鐘】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 寺の鐘、また、その音。じしょう。
  3. 歌舞伎の鳴物一つ。寺の勤行の鐘の音に擬して、本釣鐘または銅鑼(どら)の縁(ふち)ガーン、ガンガンガンと間を早めながら打ち鳴らすもの。
    1. [初出の実例]「寺鐘(テラガネ)にて幕明く」(出典:歌舞伎・勝相撲浮名花触(1810)大切)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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