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寿の門松 ネビキノカドマツ

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デジタル大辞泉の解説

ねびきのかどまつ【寿の門松】

浄瑠璃「山崎与次兵衛寿の門松」の通称。

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大辞林 第三版の解説

ねびきのかどまつ【寿の門松】

浄瑠璃。世話物。近松門左衛門作。1718年大坂竹本座初演。本名題「山崎与次兵衛寿門松」。元禄(1688~1704)頃踊り唄にうたわれた山崎与次兵衛と遊女吾妻の恋を脚色したもの。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

寿の門松
ねびきのかどまつ

浄瑠璃義太夫(じょうるりぎだゆう)節。世話物。三段。近松門左衛門作。1718年(享保3)1月、大坂・竹本座初演。全盛の遊女藤屋吾妻(あづま)を身請けしたという山崎与次兵衛(よじべえ)の歌謡によった作で、七行本の正本(しょうほん)には『山崎与次兵衛寿の門松』とある。山崎与次兵衛は新町の遊女藤屋吾妻と深く契っているが、吾妻を恋した難波屋(なんばや)与平の真心に感じて義兄弟の約束をし、恋敵葉屋彦介に傷を負わせた与平の罪をかぶって、父浄閑(じょうかん)のもとで座敷牢(ろう)に入れられる。廓(くるわ)を抜け出た吾妻や与次兵衛の妻おきくの訴えで、浄閑は息子と吾妻を逃がし、のち江戸で成功した与平によって、吾妻は身請けされ与次兵衛と結ばれる。浄閑が升落(ますおと)しにかこつけて息子を逃がす愛情と、おきく・吾妻の女心を描写した中の巻「山崎の段」が有名。[松井俊諭]

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