寿福寺跡(読み)じゆふくじあと

日本歴史地名大系 「寿福寺跡」の解説

寿福寺跡
じゆふくじあと

[現在地名]玉名市繁根木

繁根木の北字馬場ばばにあった。繁根木山と号し、天台宗延暦寺末。本尊薬師如来。高瀬五山の一に数えられ、繁根木八幡宮の社僧を勤めた。淳和天皇の勅願により天長元年(八二四)に建立されたと伝える(国誌)

仁治二年(一二四一)六月の肥後国留守所下文(寿福寺文書)に寿福寺仏性料田として毎月一反宛の免田一町二反を寄進し、毎月八日に薬師如来宝前で読経を行うこととし、供料段米勘料などを免除するとあり、署名の「郡司紀」はおそらく紀姓大野氏で、この寄進も同氏の力によるものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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