日本歴史地名大系 「封戸郷」の解説
封戸郷
ふべごう
古代宇佐郡封戸郷(和名抄)を継承する中世郷。郷域は
建暦元年(一二一一)六月二五日封戸郷司官人代伊都某は宇佐宮御炊殿加用として源二郎丸を差出し(「封戸郷御炊殿加用差符」永弘文書)、貞永元年(一二三二)七月二七日には郷司御善某が同じく御炊殿加用として乙次郎冠者を差進めているが(「封戸郷御炊殿加用差符」同文書)、内封四郷は御炊殿加用二人・雑事二人を提供することになっていた(貞和四年一二月二九日「宇佐保範得分物注進状」同文書)。
封戸郷
ふべごう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報