尊勝陀羅尼(読み)ソンショウダラニ

デジタル大辞泉 「尊勝陀羅尼」の意味・読み・例文・類語

そんしょう‐だらに【尊勝×陀羅尼】

尊勝仏頂悟り功徳くどくを説いた陀羅尼読誦どくじゅすると罪障消滅や除災延寿功徳があるとされる。仏頂尊勝陀羅尼。

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精選版 日本国語大辞典 「尊勝陀羅尼」の意味・読み・例文・類語

そんしょう‐だらに【尊勝陀羅尼】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。尊勝仏頂の功徳を説く陀羅尼。帝釈天が、善住天子の、死後七度畜生悪道の苦しみを受ける業因をあわれんで、仏にその救済を請うたことから、仏はこの陀羅尼を説き、誦せしめたという。これを読誦すると、罪障消滅・延命など、種々の功徳があるといわれている。尊勝真言。
    1. [初出の実例]「尊勝陀羅尼を無等三昧に行ひつとめて、七年ありき」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)

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