尊君(読み)ソンクン

デジタル大辞泉 「尊君」の意味・読み・例文・類語

そん‐くん【尊君】

[代]二人称人代名詞男性が、相手の男性を敬っていう。尊公貴公貴君

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尊君」の意味・読み・例文・類語

そん‐くん【尊君】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 他人の父を敬っていう語。〔晉書‐王述伝〕
  2. [ 2 ] 〘 代名詞詞 〙 対称。相手を敬っていう語。男性が男性に対して用いる。尊公。貴君。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「僕、尊君(ソンクン)新婚を賀するを忘れたり」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「尊君」の読み・字形・画数・意味

【尊君】そんくん

ご尊父。

字通「尊」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android