デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「尊秀王」の解説 尊秀王 そんしゅうおう ?-? 室町時代の皇族。後南朝の王子といわれる。嘉吉(かきつ)3年(1443)京都御所に乱入した(禁闕(きんけつ)の変)首謀者のひとり。事件をしるした「看聞御記」「康富記」には源尊秀,後鳥羽(ごとば)上皇の後胤(こういん)鳥羽尊秀の名がしるされている。長禄(ちょうろく)元年(1457)大和(奈良県)吉野郡で南朝再興をくわだてて殺された北山宮とする説もある。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by