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導入育種 どうにゅういくしゅ introduction breeding

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世界大百科事典 第2版の解説

どうにゅういくしゅ【導入育種 introduction breeding】

品種改良の手法の一つ。作物・家畜の新しい品種を外国から導入してそのまま利用するか,あるいはこれをもとにして自国の風土に適した品種を選びだす操作をいう。新しく外国の作物品種を導入するときには,とくに随伴する新しい病原菌や害虫を持ちこまないように,まず隔離栽培をして検定を厳重に行い,安全なものだけを普通畑に移し,品種間の比較試験を実施する。同一の品種でも多数の個体を栽培すると,原産地とは風土の環境条件が著しく違うために,これまでに目だたなかった遺伝変異が現れてくることがある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の導入育種の言及

【品種改良】より

… 栽培化された作物,家畜は人類の交流によって世界各地に伝播(でんぱ)していった。新しく作物,家畜を受け入れた側からみた場合,これを導入育種という。日本の作物,家畜は一部を除いてほとんど導入育種から始まっている。…

【林木育種】より

天然更新によって林を仕立てる場合には,もともとそこにあるものを親木(おやぎ)として使わなければならないし,植栽して林を仕立てる場合にも,植えこんだ材料の遺伝的組成は間伐などの手入れによって影響をうけるから,優れた材料をつくりだすことは林木育種の一部にすぎない。もちろん狭義の育種も必要で,そのための手法は導入育種,選抜育種,創成育種に大別できる。導入育種は,その土地になかった樹種,品種を新たにもちこんで,その土地に適した優れた材料を育成する方法である。…

※「導入育種」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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