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中国野菜 チュウゴクヤサイ

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デジタル大辞泉の解説

ちゅうごく‐やさい【中国野菜】

中国産の野菜。特に、日本に昭和50年(1975)ごろ以降に伝来したものをいう。青梗菜(チンゲンサイ)塌菜(ターツァイ)など。

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百科事典マイペディアの解説

中国野菜【ちゅうごくやさい】

中国の野菜は早くから日本に伝わっており,さらに日清・日露の戦争に従軍した農村出身の軍人が結球白菜や夏胡瓜(きゅうり),南瓜(かぼちゃ)などの種子を持ち帰ったり,第2次大戦後には多くの漬菜類が導入されたりして,日本の野菜として定着している。
→関連項目野菜

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうごくやさい【中国野菜】

中国には多くの野菜が栽培されており,今までにも日本に数多くの野菜が導入されている。日本の野菜の中にも,日清戦争(1894‐95)や日露戦争(1904‐05)に従軍した軍人が種子を持ち帰った野菜が多く,結球白菜,夏胡瓜(なつきゆうり),甜瓜(まくわうり),南瓜(かぼちや)などのいくつかの品種はそのころ日本に入ってきたものである。また,ホウレンソウの禹城(うじよう)やキャベツの葉深(ようしん)などは,第2次大戦前後に中国から導入されたもので,日本の野菜の品種改良に役だった品種といえる。

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大辞林 第三版の解説

ちゅうごくやさい【中国野菜】

中国から近年導入された野菜の総称。チンゲンサイ・パクチョイ・タアサイなど。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中国野菜
ちゅうごくやさい

中国を原産あるいは改良の中心地とする野菜を中国野菜と総称する。中国の野菜の歴史は古く、6世紀の『斉民要術(せいみんようじゅつ)』には、すでに50種余りの野菜の栽培法が記述されている。その多くは日本にもたらされ、その後も中国から伝来し日本の野菜となったものは多い。したがって、現在、中国野菜として扱われるのは1975年(昭和50)以降に導入された新来の種類である。おもな中国野菜にはハクサイ類(タケノコハクサイ、チンゲンサイ、パクチョイ、タアサイ)、カラシナ類(セリホン、ザーサイ、根カラシナ)、ダイコン(青長(あおなが)大根、紅心(こうしん)大根、紅丸(べにまる)大根、紅長(べになが)大根)、ステムレタス(茎チシャ)、食用ナズナ、豆苗(トウミヤオ)(エンドウの苗)、コウサイ(コエンドロ)、キンサイ、花茎やつぼみを食べるコウサイタイ、サイシン、カイラン、ハナニラ、金針菜(チンチエンツアイ)(カンゾウ)、果菜類のナス、シロウリ、ハミウリ、トウガン、水生野菜のマコモ、オオクログワイなどがある。
 なお、エンサイ、ヒユナ(バイアム)、ツルムラサキ、ヘビウリ、トカドヘチマなども中国野菜とよばれることがあるが、これらは厳密には、東南アジアやインドを中心とする南方野菜である。[湯浅浩史]

料理

中国は料理の種類が豊富であり、それに応じて野菜も使い分けられる。青菜は油で炒(いた)めることが多いが、高熱の油で瞬間的に炒める爆(パオ)あるいは油爆(ユーパオ)は、緑色が鮮やかに仕上がり、栄養が損なわれない。時間をかけた油炒めの油溌豆芽菜(ユーポートウヤーツアイ)は、もやしに熱したごま油を何回もかける料理。ほかにも手間をかける野菜料理に、ハクサイなどの野菜をとろ火で長時間煮る(パー)、ピーマンやキュウリやトウガンの中身をくりぬき詰め物をした(シャン)、塞(ソー)(チョン)がある。なかでもトウガンに肉や野菜を詰めて蒸した冬瓜(トンコワチヨン)は逸品で、祝い料理にされ、トウガンの表面にめでたい文字を彫って飾る。食卓の飾りには、色とりどりのダイコンをバラの花の形などに切って使う。蘿蔔(ルオポカオ)は、細かく刻んで煮たダイコンを粳米(うるちまい)をひいたのと混ぜて蒸した餅(もち)。野菜の保存には乾燥と漬物がある。カンゾウのつぼみを乾燥させた金針菜はスープ(湯(タン))の実として入れる。北京(ペキン)では輪切りの乾燥ナスもつくられている。有名なザーサイ(菜)は、茎を陰干しし、岩塩で漬け、トウガラシ、ショウガ、サンショウ、ウイキョウ、カンゾウ(マメ科)などで風味を出す。漬物は中国も長い伝統があり、すでに6世紀の『斉民要術』に、鹹(シエンツー)(塩漬け)、卒(ツーツー)(即席漬け)、酢(ツーツー)(糠(ぬか)漬け)、蔵梅(ツアンメイ)(梅漬け)、湯(タンツー)(炒め酢漬け)、芥(チエツー)(からし漬け)、瓜(コワツーチウ)(瓜(うり)酒漬け)、など37の漬物が記述されている。[湯浅浩史]

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