デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小佐野茂右衛門」の解説 小佐野茂右衛門 おさの-もえもん 1762-1840 江戸時代後期の機業家。宝暦12年生まれ。下野(しもつけ)(栃木県)足利の人。天明-寛政(1781-1801)のころ,豊前(ぶぜん)小倉で小倉織の織り方をまなぶ。帰郷して試織し,完成品を真砂岐織と名づけた。のちに足利小倉とよばれ,この地方の特産となった。天保(てんぽう)11年4月7日死去。79歳。名は福秀。号は真砂岐居士。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例