日本歴史地名大系 「小俣京丸村」の解説 小俣京丸村おまたきようまるむら 静岡県:周智郡春野町小俣京丸村[現在地名]春野町小俣京丸石切(いしきり)村の北東にある。気田(けた)川支流石切川の上流は南西流して石切村で合流する小俣川と京丸川に分れ、それぞれの流域に小俣と京丸の集落があり、両集落を合せて小俣京丸村という。永正七年(一五一〇)五月二三日の某判物写(遠江国風土記伝)に「小俣・形丸」とみえ、両所の百姓が四月四日夜の敵襲の際二俣(ふたまた)城(現天竜市)に駆付けた忠節に対し、棟別・諸公事以下が免除されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報