小城羊羹(読み)おぎようかん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「小城羊羹」の解説

小城羊羹[菓子]
おぎようかん

九州・沖縄地方、佐賀県の地域ブランド。
佐賀県小城市及びその周辺地域産のようかん。小城羊羹は、秀峰天山から流れる清水と厳選された小豆を使った贅沢な銘菓明治時代、日清戦争の際には、戦地に送られる食糧なかで唯一風味を失うことがなかったといわれ、全国的に有名となった。原料は、小豆・砂糖・寒天など。材料を煮詰めてから冷やすと羊羹になる。2007(平成19)年7月、特許庁地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5065356号。地域団体商標の権利者は、小城羊羹協同組合。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

事典・日本の観光資源 「小城羊羹」の解説

小城羊羹

(佐賀県小城市)
さが天下逸品 佐賀百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

デジタル大辞泉プラス 「小城羊羹」の解説

小城羊羹

佐賀県小城市の名物菓子。備中小豆、砂糖、寒天などを用いた練羊羹

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世界大百科事典(旧版)内の小城羊羹の言及

【小城[町]】より

…平地は筑紫平野の穀倉地帯で,山麓ではミカンが栽培され,ジュースにも加工される。特産品の小城ようかんは明治初期に製造が始まり,現在では全国にその名が知られる。JR唐津線が通る。…

※「小城羊羹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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