小宮山桂軒(読み)こみやま けいけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小宮山桂軒」の解説

小宮山桂軒 こみやま-けいけん

1690-1734 江戸時代中期の儒者
元禄(げんろく)3年生まれ。小宮山峴岳(けんがく)の子。江戸の人。林鳳岡(ほうこう)にまなぶ。享保(きょうほう)5年常陸(ひたち)水戸藩につかえ,「大日本史」の音楽部門の編修にあたった。享保19年10月26日死去。45歳。名は昌嶠(しょうきょう)。字(あざな)は偉長。通称は本次郎,次郎右衛門。別号に忍亭。著作に「音楽考」「楽器考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android