小島紋次郎(読み)こじま もんじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小島紋次郎」の解説

小島紋次郎 こじま-もんじろう

1825?-1866 幕末一揆(いっき)指導者。
文政8年?生まれ。武蔵(むさし)秩父郡(埼玉県)上名栗村大工。桶(おけ)屋の豊五郎らとともに慶応2年飯能(はんのう)村の豪農,商人に対し米価引き下げをもとめ,米穀問屋,酒屋打ちこわしをよびかけた。一揆は関東西北部一帯にひろがり,武州世直し一揆とよばれた。紋次郎は捕らえられて慶応2年10月2日獄中で死去。42歳?

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む