小御門神社(読み)コミカドジンジャ

デジタル大辞泉 「小御門神社」の意味・読み・例文・類語

こみかど‐じんじゃ【小御門神社】

千葉県成田市にある神社祭神藤原師賢ふじわらのもろかた。明治12年(1879)の創建

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精選版 日本国語大辞典 「小御門神社」の意味・読み・例文・類語

こみかど‐じんじゃ【小御門神社】

  1. 千葉県香取郡下総町にある神社。旧別格官幣社。元弘二年(一三三二)この地で没したと伝えられる太政大臣藤原師賢(もろかた)をまつる。明治一五年(一八八二)の創建。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「小御門神社」の意味・わかりやすい解説

小御門神社
こみかどじんじゃ

千葉県成田(なりた)市名古屋に鎮座。祭神は藤原(花山院)師賢(もろかた)。師賢は後醍醐(ごだいご)天皇に仕え、1331年(元弘1)天皇にかわって比叡山(ひえいざん)に幕府軍討伐の錦(にしき)の旗(はた)を立てたが失敗、翌年下総(しもうさ)国(千葉県)に配流され32歳の生涯を閉じた。1879年(明治12)地方民の要望で神社を創建、1882年社殿竣工とともに別格官幣社に列せられた。例祭は4月29日。本社の南方に師賢居館跡がある。

[平泉隆房]

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百科事典マイペディア 「小御門神社」の意味・わかりやすい解説

小御門神社【こみかどじんじゃ】

千葉県成田市名古屋に鎮座。旧別格官幣社。後醍醐天皇に仕え,のち鎌倉幕府に捕らえられこの地に流されて没した藤原(花山院)師賢(もろかた)をまつる。1882年創建。例祭は4月29日。
→関連項目下総[町]

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