小政(読み)こまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小政」の解説

小政 こまさ

1841-1874 幕末-明治時代の侠客(きょうかく)。
天保(てんぽう)12年生まれ。遠江(とおとうみ)(静岡県)浜松魚屋次男清水次郎長子分となり,居合術を修業する。大政とおなじ山本政五郎を名のり,小柄なため小政とよばれた。慶応元年掛川で傷害事件をおこして逃亡する。明治4年清水にもどり,6年賭博罪で入獄。明治7年5月29日死去。34歳。享年を32歳とする説もある。本名は吉川冬吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android